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オープン間もない美容室やサロンが実行するべきお金を使わない集客術

美容室・サロンをオープンすると、次はお客様でいっぱいの素敵なお店へと発展させなくてはなりません。

お客様がいなければ、お店は続けることができないのです。

あなたの夢であった美容室・サロンを末永く続けていくためには、お客様を呼び込むことが必要不可欠です。

 

そこでこのページでは、オープン間もないお店がお客様を呼び込む方法をお伝えしていきます。

お金のかからない簡単な方法もたくさん紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

自力で呼んだお客様こそ初めてのお客様

オープンしたばかりのあなたのお店のお客様は、家族や友達、昔の職場の仲間ばかりかもしれません。

中には、知り合いに紹介してくれる友達や身内もいるでしょう。

身内も友達も、本当に心強く感じます。

しかし、いつまでも友達に甘えてばかりいてはいけません。

 

・シビアな商売の世界の始まり

友達はその友達を紹介してくれ、その友達がまた友達を紹介してくれるといった具合に、人の輪はどんどん広がっていくと思います。

それでもやはり、純粋な初めてのお客様とは何かが違います。

 

誰からの紹介でもない、純粋にお店に興味を持って来られるお客様が来店して、はじめてあなたのお店はスタートしたといえます。

商売をしていく以上は、まったく初対面のお客様に対して、プロとしてサービスの提供をして行かなければならないのです。

 

そして、ここからがいよいよあなたの試される時です。

あなたがオープンのために準備したサービス、空間、技術、空調の温度など、全てにおいてひいき目のない評価が下されます。

ここがすべての始まりなのです。

 

お客様が少ない時にやるべき事

オープンしてから数日は、まだガランとした日が続くかもしれません。

こんな時、お客様を呼び込むために何をすればよいでしょうか?

 

ブログやホームページの更新、チラシやPOP作成、チラシのポスティングなど、やることはたくさんあります。

その中でも、まずやるべきことを紹介しましょう。

 

・朝は店頭の掃除

あなたのお店の立地にかかわらず、手が空いた時間はとにかく店頭の掃除をしましょう

これは風水の世界でも似たことを言いますね。気の流れや精神への作用も関係しているかもしれませんが、理論的なしっかりとした理由があるのです。

 

まず、掃除をすることで透明性が高まります。

スタッフが店頭に出て掃除しているのを見せることは、店に対する不透明さや不安感を取り除くことにつながります。

もちろん、ダラダラした態度で掃除するのは逆効果なので、さわやかな優しい笑顔で、てきぱきと掃除するよう心がけましょう。

 

次に、客観的に店を見られるという効果があります。

自分のお店には思い入れもあり、なかなか冷静な目で見ることができません。

玄関や前の道を掃除しながらお客様と同じ視点に立って見れば、意外な欠点を見つけることができるかもしれません。

 

最後に、掃除した本人のモチベーションが上がります。

真剣に掃除するのは、とても気持ちがよいものです。

お客様がその店を気に入るかどうかは、ほんのわずかな差で決まります。

晴れやかな気持ちで接するのとそうでないのとでは、大きな差を生むことは目に見えています。

 

「来るもの拒まず」は拒まれる

お店をオープンしたての頃は、じっとしていても仕方がありません。

こちらからお客様を呼びに行かなくては、誰もお店には来てくれないのです。

半年から数年して店が軌道に乗ってくれば、こちらから呼びに行く必要は少なくなりますが、初めのうちは避けては通れない道です。

 

・理想とするお客様を決める

お客様を呼びに行く前に、一つだけ決めていただきたいことがあります。それは、、、

 

「来て欲しい人を明確にする」

ということです。

 

チラシを配るにしてもポスティングするにしても、来てほしい人が定まらないまま闇雲に行なっても、時間やチラシが無駄になるだけです。

特にお客様が少ない時期は「どんな人でもいいからたくさん来店してほしい」と考えてしまいがちです。

しかし、実はこれが逆効果なのです。

 

来て欲しい人がブレると、集客効果が薄まるどころかマイナスになってしまう場合もあります。

しっかり考えて、取り組むようにしましょう。

 

・人が反応する習性

例えば、40代のOLをターゲットとします。

「誰にでも喜ばれるサロンです」と言うと自分のこととして捉えることは出来ないでしょう。

これを、「40代の働くOLの方に喜ばれているサロンです」と言うと、ターゲットの反応率は高まります。

さらには「40代のOLさん限定です」とすれば、ますます反応はよくなるでしょう。

人には、対象を細かく絞れば絞るほど、それに当てはまる人の反応がよくなるという習性があるのです

 

逆に大まかな分類では、たとえ当てはまっていたとしても反応を得ることができません。

例えば、「そこの日本人の方」と日本で呼びかけても、誰も自分のこととは思ってくれません。

誰でもかれでも呼ぼうとすると、反応は下がる一方だと覚えておきましょう。

 

チラシ配りにアルバイトを使ってはいけない理由

・お店の総代表として見られる

駅前ではよくチラシ配りが行われていますが、強引に渡してきたり不機嫌そうに配っていたりする場合が多いと思います。

あなたのお店のチラシが、そのような配られ方をしたらどうなるでしょうか?

ほとんどの場合、お店に対して悪い印象しか与えないでしょう。

 

アルバイトとはいえ、お客様に直に接する以上、お店の看板を背負っています

チラシ配りをアルバイトや外部に委託しようと考えているなら絶対にやめておいたほうがいいでしょう。

 

あなたは相当な決意と覚悟を持ってお店を開いたはずです。

そして、そのお店を絶対に成功させたいはずです。その思いと情熱を、些細なアルバイトの行動ひとつで潰してしまうようなことがあったら最悪です。

アルバイトにチラシを配ってもらうメリットは、ほとんど無いと言ってもいいでしょう。

 

・立場の違うと考え方が違う

チラシを配る目的は、お客様に来店していただくことです。

そのためにわざわざお客様を絞り込み、精度を上げようと様々なアイデアを練っています。

しかし、アルバイトの目的はチラシを配ることです。

 

チラシさえ配り終われば、その後お客様が来ようが来まいが関係ないのです。

そのため、お店のターゲットとは正反対のような人にまで平気でチラシを配ります。

 

一方、お客様はチラシの内容よりも、配っている人の人柄で来店を決めることも多いです。

だからこそチラシは、あなた自身が丁寧に配らなくてはなりません。

 

美容室・サロンにとって最も効果的な広告媒体はどれ?

お店を広く告知するためには、広告を使うのが一番確実です。

ところがその広告も様々な種類がありお金もかかるので、どれを使えばいいかはなかなか判断できませんよね。

 

無料でできることもありますが、やはりお金をかけて広告を打ったほうが有利なことはたくさんあります。

ただ、闇雲に何でもやればよいという訳ではないので、ここではそれぞれの媒体について特徴やメリット、デメリットについて紹介していきましょう。

 

・インターネット

いわゆるポータルサイトと呼ばれるものです。美容関係や飲食店など、業種ごとにたくさんのお店を紹介してくれるサイトに掲載してもらうことができます。

歴史、人気、価格、客層など多岐にわたりますが、人気のないサイトに掲載しても効果は期待できないでしょう。

また、安いからといっていくつものサイトに登録すると、メニュー変更時などの管理が大変になります。メジャーな所に絞り込んで掲載したほうが無難です。

 

・雑誌

雑誌には、割引店舗ばかりを集めたクーポン誌と呼ばれるものと、取材系と言われるものがあります。

クーポン誌は、安さ目的のお客様がほとんどなのでリピートに結びつけるのが難しくなります。

もちろん中にはそうでないお客様もいらっしゃいますが、掲載費用に対する効果を考えれば継続掲載をしないほうがいいでしょう。

 

取材系は特集記事や人気店などを取材形式で掲載する雑誌で、読んだ人の来店に結びつく率はかなり高いと言えます。

プレスリリースを出すなど、こちらからアピールはできますが、取材するかどうかは最終的に雑誌側の判断になります。

 

こちらからどうこうできるものでもないので、掲載してもらうにはチャンスを待つ必要があります。

中には通常の広告を、取材したかのような形で掲載してくれるパターンもありますが、かなり高額なので余裕が無ければ厳しいでしょう。

 

・テレビ

テレビの効果は絶大です。ローカル局の番組でも、あなたのお店を広める助けになってくれるでしょう。

ただし、テレビを見て電話してくるお客様は、メニューなども知らずに電話してくるので、一から説明しなければなりません。

しかもかなりの数電話がかかってくることが予想されるので、かなり時間を取られるおそれがあるでしょう。

 

そこでテレビの放送が決まったら、電話番号だけを伺って後日折り返す形にするといった策を練っておいたほうが無難です。

取材という形なら料金もかからず、後々の店のブランド効果にもつながりますので、チャンスがあれば出たほうがいいでしょう。

 

ただ、テレビを見てくるお客様も、常連客になる可能性はかなり低いといえます。

一時的な流行に乗っただけの方が、どうしても多くなるからです。そのため、テレビにでたからずっと安泰ということはありません。

 

以上が代表的な広告媒体になります。

お店の形態やターゲット、タイミングなどによって向き不向きやその効果は違います。

あなたのお店の状況をしっかりと考えた上で、利用を検討してみてください。

ではどのような点に注意して、考えればいいか説明しましょう。

 

・費用対効果は十分か

費用対効果はとても重要ですが、短期間の集客のみ考えてはいけません。

集客人数が少なくても、リピートするお客様が多ければプラスになるので、そこも考慮して考えましょう。

 

リピートするお客様が増えてくると、広告を減らしていっても成り立つようになります。

広告媒体の特色により、お客様のリピート率はかなり違ってきます。

リピートも考慮した上で、広告媒体を検討するようにしましょう。

 

・お客様の層は合っているか

長い目で見れば、売上が上がるよりも重要なことになります。

なぜなら、たくさんのお客様が来られても、店が騒がしくなったり、時間にルーズなお客様が増えたりすることで、大切な常連のお客様が減ってしまう危険があるからです。

売上が一時的に伸びたとしても、長期的に見れば大失敗です。

集客は単にその時の売上だけを見るのではなく、広く長期的な視点で成功かどうかを見極めていく必要があります。

 

割引を効果的に活用する方法

客単価の高いお店は敷居が高くなり、初めてのお客様が入りづらくなります。

価格のせいで、お店のよさを知っていただく機会を逃してしまうことも起こり得るのです。

特に、オープン間もない知名度の低いお店ならなおさらでしょう。

 

この問題を解決するためには、ある程度敷居を下げて初めてのお客様が入りやすくする必要があります。

しかし、ただ闇雲に割引をすればいいというものではありません。割引する際は、以下の点に注意しながら行なってください。

 

・名目を必ず設ける

なぜ安くするのかをハッキリさせなければいけません。

オープンして間もない場合は「グランドオープン特別価格」のような名目がよいでしょう。

名目がないと、いつでも割引しているように思われてしまうおそれもあります。

そうなると割引そのものの効果が薄れ、商品自体の価値も下がってしまいます。

 

・必要以上に値下げをしない

「初回千円」や「初回無料」という破格な設定を行うと、経営がかなり厳しくなります。

また、あまりに安すぎると、お客様に不信感を与えてしまいます。

「強引な勧誘をされるのではないか」と、不安を与えるような値引きは逆効果です。

ギリギリでも利益を保ちましょう。

 

・有効期限を設ける

期限がないと「いつでもいいや」と思わせてしまい、結局来店してもらえません。

期限がないほうが来店するチャンスが増えそうですが、実は逆なのです。

期限を設けることによって来店の後押しすることができます。

 

・目的をハッキリさせる

何のために値下げをするのか、目的をハッキリと持ちましょう。

例えば、新規のお客様を何名増やしたい、平日のお客様を増やしたいなど、色々あるかと思います。

目的に応じて、行うべき割引も変わってきます。成功のビジョンがないと、割引が意味のないものになってしまうでしょう。

 

お客様の声を徹底的に活用する

たくさんのお客様に来店してもらうには、あなたのお店の良さを知ってもらう必要があります。

チラシ、ホームページ、雑誌、ブログなど、さまざまなツールを駆使して良さを広めていきましょう。

 

どのツールを使うにしても、あなたのお店の良さを、最大限アピールしてくれる重要なパーツがあります。

それは、「お客様の声」です。ここでは、お客様の声の効果と集め方を紹介していきましょう。

 

・最も信憑性のある意見

お客様にとって、初めてのお店は入るのに勇気がいるものです。

どんなにホームページやチラシでいいことが書かれていても、それはお店の人の言葉です。

お客様としては、完全に信じることはできないでしょう。

 

そんな時、お店の信頼度を上げてくれるのがお客様の声です。

他のお客様からの言葉で、お店を絶賛する言葉が書かれていたらどうでしょう。

そのお店のサービスに安心感が生まれるのです。

 

お店の信頼度向上のためにも、1日も早くお客様の声を集めなくてはなりません。

アンケートを作り、「あなたからの店への感想をいただけると励みになります」という文章を添えて記入してもらうといいでしょう。

そして、集まった声をチラシやホームページに載せていくのです。

 

アンケートに対する店側からのお礼も載せるとより効果的です。

なかなかアンケートに答えてくれない場合は、アンケート記入してくださった方に特典をプレゼントするのもいいでしょう。

お客様の声は質よりも量です。

少しでもたくさんの声をいただいて掲載すれば、あなたのお店の信頼度はどんどん増して行くことになります。

 

近所のお店などから集客する方法

・お金がかからない宣伝

チラシを配ったり広告を打ったりすると、なにかとお金がかかります。

オープンして間もない頃は、余裕もそれほどないと思いますので、できることならお金はかけたくないですよね。

実は、お金の問題を簡単にクリアできる方法があります。それは、他のお店にチラシを置いてもらうという方法です。

 

さすがに同じ業種では難しいですが、美容院や飲食店など別の業種であれば相手のお店もすんなりOKしてくれる場合が多いです。

交渉するときは、相手のチラシを自分の店にも置くことを条件とするといいでしょう。

相互に宣伝し合い、協力し合うということです。

 

お互いにとってメリットとなることなので、ぜひ積極的に実行してみてください。

闇雲に行なってもそれほど損をすることはありませんが、より効果的に行なうためには注意点があります。

以下の点に注意すると、より効果をのばすことができるでしょう。

 

・客層をチェックする

たとえ近所の店であっても、客層があまりにも違うと効果は期待できません。

例えば、女性専用のエステサロンにもかかわらず、男性客メインのお店にチラシを置くといった感じです

 

この例は極端ですが、同じ女性をターゲットにしていたとしても年齢層や収入面など、お店によってお客様の層が違ってきます。

他店の客層は、あなたのお店に通っているお客様に聞けば分かります。「普段どんなお店に行かれているんですか」と、さりげなく聞いてみましょう。

 

・割引券・招待券にする

ただ店にチラシを置くだけでは、それほど効果は期待できません。

そこでお互いのお店で、○円以上お買い上げのお客様に、サービスで割引券や招待券を渡すようにしておくといいでしょう。

限定のサービスにすることで、お得感を演出することができ集客効果を上げることができます。

 

電話を予約につなげるテクニック

お客様から電話がかかってきても、確実に予約してもらえるとは限りません。

「ちょっと考えてみます」と言われたきり、かかってこないことはザラにあるのです。

また、なぜか同じ日時に予約が重なって断られることもよくあります。

 

電話はかかってくるけど、なかなか予約に結びつかない場合、電話応対のちょっとしたテクニックで改善できます。

ここでは、そんな電話応対のテクニックをお伝えしていきましょう。

 

・お客様の緊張をほぐす

お客様は、電話をかけるときに緊張しています。

これを忘れないようにしましょう。

お店にとって、電話がかかってくるのは普通の出来事でも、電話をかけるお客様にとってみればとても勇気のいる行動なのです。

声ではそれほどわからなくても、受話器の向こうのお客様はドキドキしている場合がほとんどです。

 

そこでまずは、お客様を安心させてあげなければなりません

声はワントーン高い柔らかい声で、口角を上げて笑顔で話します。

顔は見えなくても笑顔かどうかは声の感じで伝わるものです。

 

そして、ゆっくり話すようにしましょう。

これが一番重要です。

接客や施術の合間の場合だと、ついつい焦ってしまいます。

また、お客様をお待たせしてはいけないと、つい早口になってしまうかもしれません。

 

しかし、店員の口調が早いと、お客様は状況を察知し早く切らなければと思ってしまいます。

聞きたいことも聞けないので、予約を入れることなく、「また電話します」となってしまうのです。

 

そこで、自分ではゆっくり過ぎると思うぐらいのスピードで話してみましょう

するとお客様は心を開いてくれます。会話のテンポを合わせると心を開きやすいという、心理学の法則があるのですが、お客様にゆっくりしたテンポに合わせていただくことにより、心を落ち着け、通じやすい状態をつくることができるのです。

あとはじっくりとお客様の悩みを聞き、信頼感を持っていただければOKです。

 

・否定的な言葉を使わない

電話だけでなく、お客様対応にも言えることですが、マイナスの言葉や否定的な言葉は使ってはいけません。

例えば、お客様の希望した日時が埋まっている場合、「すみません、その時間は埋まってしまっています」と言うと、「じゃあいいです」と断わられてしまうことがほとんどです。

しかしこれを、「大丈夫です。その時間は埋まっていますが、別のお時間はいかがですか?」と伝えると、お客様は代替案を出しやすくなります。

 

この「大丈夫です」という言葉がキモです。お客様は、実は別の時間のことはあまり考えていないため、とっさに代替案を考えるのは面倒なのです。

そこに、肯定的な言葉が入ることで、せっかくだからと他の時間を考えてくれるのです。

 

・しゃべり過ぎない

もちろんお客様が話好きならそれにあわせる必要がありますが、店員側がしゃべり過ぎてしまうのは避けなくてはいけません。

基本的にセラピストは、お客様のお悩みをとことん聞いて改善するのが仕事です。

自分からどんどん話すのではなく、お客様が話しやすい環境をつくることを考えなくてはいけません。

 

・無理にクロージングしようとしない

サロンの中にはお客様を逃したくないあまり、無理に会話をつないで強引に予約を入れようとするところもあります。

これはお客様に不安感を与えてしまうので、当然ですがNGです。

あくまでお客様に「来たい」と思ってもらうことが重要なのです。

 

電話で達成しなければならないのは、来ていただくことではなく、来たいと思っていただくことです

もしその場で予約まで結びつかなかったとしても、印象がよければまた電話してもらえるでしょう。

 

お電話してくださったお客様は、何万もあるサロンの中からあなたのお店を選んでくれています。

そのことにまず感謝しましょう。心からの感謝の気持ちを持って、喜んでいただきたいと思いながら接すれば、きっと予約に結びつくことでしょう。

 

美容室・サロンへのお出迎えとお見送りを集客につなげる

・出会いの印象を良くする方法

お客様がご来店する前には、一通りの準備をして迎え入れることでしょう。

お客様が来店する前に、必ずやってほしいことがあります。

それはお客様のお出迎えです

 

お客様が来店する予定の10分前になったら、必ず店の外に出てお客様をお迎えします。

なぜなら、お客様は初めてで店の場所がわからないかもしれません。

また、早めに来てしまって気を遣って外で待っているかもしれないのです。

 

店の外であなたが優しく笑顔で迎えてくれたら、お客様はどんなに嬉しいことでしょう。

あなたとの初めての出会いはお客様の心に深く刻まれ、またお店に来たいと思ってもらうことができるのです。

 

・別れ際の印象の大切

お客様がお帰りの際は、お出迎えと同じように店の外までお見送りをしてください。

店の外までお見送りし、お客様の姿が見えなくなるまでおじぎをするのが基本です。

 

お客様にとって、最後の印象はとても大切です。どれだけ施術が良くても、最後の印象が悪いと全てが台無しになってしまいます。

別れ際までお客様の満足度が高まれば、次回また来店しようと思ってもらうことができるのです。

 

・外まで出ることのメリット

実はお出迎えとお見送りには、もうひとつの意味があります。

それは外にいる方へのアピールです。店の中に閉じこもっていたのでは、あなたのお店や人柄のよさは伝わりません。

外に出ることで、あなたがお客様に喜んでいただく姿勢が他の人にも伝わり、クチコミから来店へとつながっていくでしょう。

 

ただ、他の店がやっていないからと行動しない人もいるかもしれません。

しかし、他店がやっていないからこそチャンスといえるのです。

そのことも頭に入れて、ぜひ行動してみてください。

 

お客様を名前でお呼びする理由

・一流ホテル並みのサービスを提供する

一流ホテルに宿泊すると「○○様」と名前で呼ばれます。

特別扱いされているようで悪い気はしません。サロンでも名前は簡単に知ることができるので、これを真似しない手はないでしょう。

来店したときだけでなく電話においても、お名前を伺ったらその後はずっと名前で呼ぶようにしましょう。

 

名前で呼ぶことでお客様との壁が取り除かれ、お互いの距離を縮めることができます。

ご予約をいただいた時、ご連絡いただいた時、お出迎えに行った時、施術中、お見送りの時などすべてをお名前で呼ぶことにより、お客様は心を開いてくれるでしょう。

 

まずお客様は、自分の名前を覚えてくれていることに喜びを感じます。

また、名前で呼ばれることにより昔からの知り合いのような気分になり、信頼関係も深まります。

お客様の身体や心に触れて、改善に導いていくのがサロンの役割なので、信頼関係は非常に大切です。

 

カルテを書いてもらうことで、名前や連絡先などの情報が簡単に手に入るエステ・アロマ業界は恵まれています。

その環境は有効活用し、お客様により良いサービスを提供しなくてはなりません。

 

お客様との信頼関係を築き、何度もリピートしていただくようになると関係性はより深いものになります。

ありがたいお客様になると、週に4回のペースで通ってくれるような方もいます。

そんな方は極端に言えば、友達や離れたところに住む家族よりも多く会っているので、特別な存在になってくるでしょう。

 

もしかしたら、家族や親友と同じような感情が湧いてくるかもしれません。

そのようなお客様には一流ホテルでもやっていない、さらに上を行く呼び方をしてみてください。

それは、苗字ではなく下の名前で呼ぶことです。

 

まずは自分から心を開く

お客様を集め、お店に足を運んでいただくための方法はいくつもあります。

そして、そのために最も大事なことは、お客様の心を掴み、お客様に心を開いてもらうことです。

そのためには、自己開示が必要になるのです。

 

美容室・サロンは、ちょっと立ち寄るというような場所ではありません。

人には言えない心の悩みや、誰にも見せたくない身体の悩みをさらけ出し、一大決心をして来られる場所なのです。

それなのに、美容室・サロン側のスタッフが顔すら表に出さないとお客様はどう思うでしょうか?

きっと、お客様はそのような美容室・サロンに心を開きたいと思わないでしょう。

 

チラシやホームページ、ブログ等に顔写真を載せたり、手書きで本音の手紙を添えたり、常に店の外に出て店員の顔を外部の人にわかるようにしたり、これらはすべて自己開示にあたります。

店のことをわかっていただく、店の情報をお客様に開示するということにつながっているのです。

 

お客様に心を開いてほしいと思ったら、まずは自分から心を開かなくてはなりません

カウンセリングや施術中は当然ですが、お客様が来店される前の段階においてもとても重要なことです。

あなたが心を開けばきっとお客様も心を開き、多くのお客様が集まってくださることでしょう。

 

あなたの美容室・サロンを人気店にするために

いくらお金をかけてお客様を呼び込もうと、あなた自身が心を開いていないとお客様は「また来たい」と思ってくれないでしょう。

お客様のリピートが無ければ、お店の経営はどんどん苦しくなり、最後は潰すしか道がなくなってしまいます。

そうならないためにも、まずはお客様に心を開き、信頼関係を構築することを強く意識してください。

 

それができてはじめて、ここで紹介したお客様を呼び込む方法は活きてきます。

あなたの美容室・サロンを人気店にするためにも、お客様のことを第一に考えた経営ができるよう心がけてくださいね。

 

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この記事を書いた人

これまで、20代前半より8店舗のお店をオープンしてきました。銀行などから融資を受けることなく無借金で10年以上経営するも、自分の将来が見えなくなってしまったため、全て従業員や知人に売却。

その後、店舗の開業、店舗展開に携わり、これまでオープンしてきた店舗は100を超えます。

また、内装の専門家でもあるため、全国各地より『内装支援』の依頼が絶えず来ており、これまでサポートした個人事業主・企業様は500件以上となっています。

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